妊娠中の異常②

常位胎盤早期剥離

正常な位置にある胎盤は、ふつうは赤ちゃんが産まれてから出てきますが、何らかの理由で出産前に子宮内面からはがれてしまうことを常位胎盤早期剥離といいます。
妊娠8カ月以降に起こりやすいトラブルで、突然、、激しい腹痛と子宮収縮が起こり、おなかが板のように固く張ります。押すと激しい痛みがあり、顔面蒼白、冷や汗が出てショック状態になることがあります。
原因は不明ですが、妊娠中毒症の人に多く見られるため、注意が必要です。また、高いところから落ちて腹部を強く打ったり、外から強い打撃が子宮に加わったりするとおこることがあります。
輸血やショックの処理をしつつ、帝王切開で胎児と胎盤を取り出します。赤ちゃんと母体をつなぐライフラインの胎盤がはがれるので、母子とも命にかかわります。少しでも兆候があったらすぐに救急車を呼び、病院へ急ぎましょう。

前置胎盤

ふつう受精卵は、子宮のうえのほうに着床し、そこに胎盤ができます。ところが、胎盤が下の方にできてしまい、子宮口の一部もしくは全部を覆ってしまうことがあります。この状態を前置胎盤といいます。
最近は超音波検査により早い時期に胎盤の位置がわかることで前置胎盤の診断も可能となります。妊娠後期、おなかは痛くないのに出血がしばしばみられます。その後、分娩近くになると、今度は突然大出血したりします。鮮紅色の大量出血があるものの、痛みがないのが特徴です。
原因はよくわかりませんが、子宮内膜に子宮内膜炎や人工妊娠中毒、筋腫核出手術などによる炎症や傷があった場合におこるとされています。
前置胎盤といわれている人は、妊娠後期、少しでも出血があったらすぐに病院に行ってください。お産はほとんど帝王切開になることが多いのですが、胎盤の位置や出血の状態によっては、自然分娩できることもあります。

妊娠中期7カ月(24~27週)のママへ

あお向け寝が苦しくなります

妊娠中期7カ月頃になると、子宮はおへその位置よりも上がり、おへそのあたりまでふっくらし始めます。大きくなったおなかの影響や、ホルモンの影響で骨盤の関節が緩み、腰痛がひどくなることもあります。
またおなかの皮膚が引き伸ばされると、みみず腫れのような赤紫色の線(妊娠線)ができることがあります。体質にもよりますが、急激に体重が増加するとできやすく、産後も白い筋として残ってしまいます。そろそろ仰向けに寝るのが苦しいころです。シムスの体位などの、楽な姿勢で休むといいでしょう。

羊水の中でくるくると回転できます

耳や目で得た情報を脳へ送る配線が完成します。胴や手足が長くなり、目もレンズ部分が現れます。たいていは目をつぶっていますが、超音波検査で、まばたきをするところに出会えることも。脳の発達はさらに進み、体全体の機能をコントロールできるようになります。羊水の中でくるくると回転して、自分で向きを変えることもできます。この時期は産院で骨盤位(さかご)といわれることもありますが、出産までには、頭位(頭が下)になることが多いので、今心配することはありません。

妊娠と病気が重なったとき

糖尿病・妊娠糖尿病

妊娠中の糖尿病には、もともと糖尿病の人が妊娠した場合と、妊娠をきっかけに糖尿病になる妊娠糖尿病があります。糖尿病はインスリンというホルモンの作用が不足するために、血液中のブドウ糖(血糖)が上昇する病気です。糖尿病があると、妊娠高血圧症候群や羊水過多、感染症などを合併しやすくなり、巨大児、低出生体重児、出生後の低血糖や呼吸障害など、赤ちゃんにも影響を与えることがあります。妊娠前から糖尿病があった場合には、内科医と産婦人科医の指示に従い、厳重な管理が必要です。
妊娠健診の尿検査で「尿糖プラス」と指摘されることがありますが、検査の直前にたくさん糖分をとると、尿糖がプラスになることがあり、1回出ても心配はありません。
しかし2回以上尿糖が出た場合は、血糖値や尿糖の詳しい血液検査(糖負荷試験)をし、妊娠糖尿病かどうかを診断します。ただし、太りすぎの人や35歳以上の人、家庭に糖尿病の人がいる場合は尿糖が出なくても糖負荷試験をすることがあります。
妊娠糖尿病の基本的な治療は食事療法です。栄養バランスのとれた食事で、1日の摂取エネルギーを制限します。家庭で行うのが難しいときは、入院して糖尿病治療のための食生活を身に付けます。食事療法やインスリン注射で血糖値を正常に保てれば、母体にも赤ちゃんにも悪い影響はほとんどありません。また経腟分娩も可能です。妊娠中に発症した糖尿病は、普通はお産が終われば治ります。

葉酸の効果と食事のポイント

こんにちは!
ベイビーズ運用スタッフの都木(タカギ)です。

今回は
妊婦さんには葉酸がなぜ必要?葉酸の効果と食事のポイント
についてお伝えします。

葉酸は、健康維持はもちろんのこと、
妊娠初期に摂取することで、
胎児の神経管閉鎖といった先天性疾患のリスクを軽減できるとされています。

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授乳のタイミング

おっぱい

産後2~3日目くらいからおっぱいが張ってくるので、なるべく赤ちゃんに吸いついてもらいましょう。はじめは母乳がちょっとしかでなかったり、赤ちゃんがじょうずに吸えなかったりして、うまくいかないこともありますが、あきらめずに続けていれば、しだいに母乳がほどよく出てくるようになります。授乳は、3時間おきにこだわる必要はありません。赤ちゃんのおなかがすいたときに、片方10分ずつくらいを目安にあげるようにします。あまり長い時間おっぱいを吸われていたり、無理やり口からおっぱいを離そうとすると、乳首が切れるなどのトラブルの原因になるので注意を。

授乳のタイミング

母乳は赤ちゃんのおなかがすいたときに飲ませるという考え方でかまいません。おむつを替えていても泣いていたり、唇を指で軽くつついたときに吸い付こうとする仕草が見えたら、おなかがすいている合図です。片方10分ずつくらいを目安にしましょう。

授乳の方法

乳房全体を持ち上げて、乳首が赤ちゃんの口のあたりのくるように抱き方を調節し、乳輪までしっかりくわえさせます。

授乳が終わったら

時間がきたら乳輪にくぼみをつくり、おっぱいと赤ちゃんの口の間にできたすき間からそっと指を入れて、すき間を広げてから口を離していきます。授乳のあとは赤ちゃんをたて抱きにし、背中を軽く叩いてゲップをさせることを忘れずに。ゲップが出ない時は、頭を少し高くして、横向きに寝かせるとよいでしょう。

出産に向けて、妊娠初期から食事に気をつけて、準備をしていきましょう。

妊娠と病気が重なったとき

B群溶連菌(GBS)

B群溶連菌(GBS)は、女性の膣に常在する菌の一種です。膣分泌物培養で検査すると、妊婦さんの15~20%から検出されます。GBSが検出された(陽性反応が出た)場合、非常にまれですが、赤ちゃんに産道感染し、新生児敗血症や髄膜炎を引き起こすことがあります。ただし、発症率は産道感染した赤ちゃんの1%です。陽性の時は抗菌薬(内服錠、膣錠)で治療し、さらに分娩時には抗菌薬の点滴を行い、感染予防をします。

成人細胞白血病(ATL)

成人細胞白血病(ATL)はHTLV-Iというウイルスの感染によって起こる白血病の一種です。九州南西部から沖縄にかけて多く発生し、これらの地方でのキャリア(ウイルス持続陽性者)は約5%、他の地域では0.1~1.0%です。感染の有無は血液検査で抗体を調べます。ママから赤ちゃんへは主に母乳から感染するといわれていますが、母子感染率は10~20%で、人工栄養や短期母乳、凍結母乳などで感染率を低下できます。産婦人科医とよく相談して母乳育児にするかどうか決めましょう。

妊娠初期・超初期の症状から食事、注意点まで

こんにちは!
ベイビーズ運用スタッフの都木(タカギ)です。

今回は
妊娠初期の疑問・不安を解決!妊娠初期・超初期の症状から食事、注意点まで
についてお伝えします。

正直言ってこんなにいろいろ言われてもできるのか心配、という方もいるでしょう。
しかし妊娠すると様々なことに神経を使うことになりますし、様々な症状が起こるので、精神的につらくなる妊婦さんも多いと思います。
家族などの周りからのサポートを受けて、健やかなマタニティライフを送ることで、きっと元気な赤ちゃんに出逢えます。
だからこそ、注意すべきことはしっかり行わなければなりません。

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妊娠と病気が重なったとき

性感染症(STD)

性感染症(STD)には、梅毒、淋病、クラミジア、エイズなどがあります。このうちクラミジアと性器ヘルペスは、細菌感染者が急増している病気です。
クラミジアの場合は際立った自覚症状がないため、感染を知らないまま妊娠し、健診で初めて知るケースも少なくありません。出産までに治しておかないと、赤ちゃんに産道感染して結膜炎や肺炎を起こすことがあります。検査で陽性と出た場合は、必ず夫婦一緒に抗生薬を服用し、治療します。
性器ヘルペスは感染すると外陰部に潰瘍と小さな水泡ができ、強い痛みを伴います。出産までに完治していないと産道で赤ちゃんに感染し、新生児ヘルペスを起こすことがあります。外陰部にこれらの変化を感じたときは、すぐに診察を受けましょう。

カンジダ膣炎

カンジダ膣炎は、真菌というカビの一種が原因で起こります。強いかゆみがあり、白い豆腐のカスのようなおりものが増えます。妊娠中は膣内の環境が変わり、カンジダ膣炎にかかりやすくなります。お産までに治っていないと、産道感染して赤ちゃんの口の中がカビで白くなる鵞口瘡になったり、おむつかぶれがひどくなります。治療には抗真菌薬の膣錠や塗り薬を使います。

妊娠初期のつわりがつらい!

こんにちは!
ベイビーズ運用スタッフの都木(タカギ)です。

今回は
妊娠初期のつわりがつらい!いつ終わる?原因は?解消法は?
についてお伝えします。

つわりの症状はいろいろありますが、
風邪の初期症状によく似ているものも見られます。
熱っぽくだるくなることが多いからです。
そこで気をつけたいのは、安易に薬を飲まないこと。
妊娠初期は、赤ちゃんの臓器がさっそく作られ始める大事な期間なのです。

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妊婦さん悩み!頭痛の原因と対処法とは?

こんにちは!
ベイビーズ運用スタッフの都木(タカギ)です。

今回は
妊婦さんの頭痛の原因とやわらげる対処法
についてお伝えします。

妊娠中はホルモンバランスの急激な変化があります。
赤ちゃんを成長させるための黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌され、ホルモンバランスが急激に変化し脳の血管が拡張され、それに伴い偏頭痛が生じているといわれています。
またストレスなどにより自律神経が乱れて頭痛が起きてしまう場合や、つわりの症状のひとつとして起こるいう方もいます。

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